東京はパリ、ミラノ、ニューヨークと並ぶファッション都市といわれるが、その機能は低下する一方。その理由として「ジャーナリズムのレベルの低さやデザイナーを支える企業の姿勢にも問題がある」と森さんは指摘する。80年代のDC(デザイナーズ・アンド・キャラクターズ)ブームの時には、アパレルメーカーは若手デザイナーと契約、企業の資金力を背景に物作りをしていたが、バブル崩壊で契約打ち切りになったというデザイナーも多い。東コレ関係者は今、企業の支援体制を再構築したり、コレクション公開の機会をマスコミやバイヤーに限られる現状から消費者へ広げるなど、コレクション自体のあり方を抜本的に見直す時期に来ているようだ。