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日本初のデジタルCS放送・パーフェクTV

2011年04月02日

スカイパーフェクTVの前身は日本デジタル放送サービス(現・株式会社スカイパーフェクトーコミュニケーションズ)が運営していた日本初のデジタルCS放送サービス「パーフェクTV」で、1996年10月にサービスを開始している。衛星は同社の株主でもある日本サテライトシステムズ所有のJCSAT3号機(のちに4号機)を利用している。パーフェクTVは委託放送業者からその衛星のレンタル料徴収と顧客管理代行を行なっているプラットフォーム事業だ。日本サテライトシステムズも含め、パーフェクTVは商社資本が中核となって構成されている。視点を変えれば、伊藤忠商事、住友商事、三井物産、日商岩井の共同事業ともいえる。伊藤忠商事・住友商事はCATV、三井物産はデータ放送、日商岩井はメディア事業と、それぞれデジタルコンテンツ関連分野に強い4商社が集まっているのが特徴だ。また4商社は委託放送事業者に出資、もしくは設立し、コンテンツの供給も行なっている。パーフェクTVは当初、テレビ約70チャンネル、ラジオ約100チャンネルという、日本国内でいままでになかった多チャンネルが話題となった。97年にはメディア王マードック率いる豪ニューズーコーポレーションが運営するCS放送サービス「JスカイB」の日本上陸が計画され、ソフトバンクとの提携、その後のテレビ朝日株式保有などで話題を呼んだ。当初、スカイポートとの提携も噂されたJスカイBだが計画は変更。97年に、すでに国内である程度のユーザーを獲得していた「パーフェクTV」との合併を発表。98年5月から正式合併となり、「スカイパーフェクTV」へ名称も変更した。同時にコンテンツも拡大され、現在は300チャンネルを超えている。スカイパーフェクTV以後は「JスカイB」計画に参加していたソニーとフジテレビジョンも株主に名を連ねているが、ハードの販売に関して、量販店に強い株主・ソニーの協力体制が強みを発揮した。ソニー製品を扱う量販店を中心にキャンペーンを行なったことで、その契約数は順調に伸びたのだ。実際、ボーナス時期、年末年始などを狙って行なわれるキャンペーンでは、その翌月に確実な伸びを記録しているという。フジテレビ・TBSら民放地上波局も積極的に関わっているが、これはBSデジタル参入に備えて、課金システムなどの研究を兼ねている。このように同社内には、単体同士ならライバル関係という企業からの出向社員が混在しているが、このスカイパーフェクTVという枠組みのなかでは、それぞれの得意分野を生かし、協力体制をとっている。LAの友人の名前を付けたカフェ「ランディ」。オレンジ・アンド・パートナーズの社長・小山薫堂氏がプロデュースしたらしい。彼はオレンジ・アンド・パートナーズの社長でもあり、東北芸術工科大学デザイン工学部の講師だ。

[参考情報]
小山薫堂のメッセージ